Binance(バイナンス)はいずれ閉鎖する?海外取引所の危険性と将来

これからBinance(バイナンス)で仮想通貨の取引をしようと考えている方にとって、Binanceは今後、閉鎖するのではないかと心配になる人が多くいます。そんな方のために、Binance(バイナンス)の危険性と将来性について調べてみました。

韓国にも規制か?取引所閉鎖の可能性

1月11日に韓国政府が、仮想通貨取引所を停止させる準備をしているという報道が入りました。

これは前々から騒がれていたことですが、実際に動き出す可能性が濃くなってきています。

 

2017年の9月に中国政府が、中国の仮想通貨取引所を全面的に閉鎖させたこともあり、韓国でも十分にありえることです。

 

実は韓国は、日本、アメリカについで3番目に仮想通貨の取引量が多い国です。

この爆発的な盛り上がりから、政府が介入してきたと思われます。

 

もし韓国の取引所を利用している人は、注意しておく必要がありますね。

またこの報道をきっかけに、仮想通貨の値が一時的に暴落することも予想されます。

 

長期保有をしている方はあまり影響はないですが、短期で売り買いしている方は、十分に気をつけてください。

 

Binanceは大丈夫?

中国、韓国が次々と規制をして、取引所が閉鎖されていったらBinanceもそれだけ危うくなってきます。

Binanceは香港に本社があるので、中国政府が取引所の規制をしたときも規制対象外でした。

 

しかし、今度は香港が規制を強化したら、そのときはBinanceの閉鎖は逃れられないかもしれません。

ただ、これに関してBinance側も対策をしています。

 

それは本社をカマルアイランドに移すということ。

カマルアイランドは、インドにあるケイマン諸島のことで、イギリス領土になります。

 

ですので、イギリスの法律に影響を受けた独自の法律が適用されるため、規制から逃れることができるわけです。

 

日本の取引所は大丈夫?

実は、仮想通貨の取引きを行っている国で一番多いのが日本です。

今までは中国がだんとつに多かったのですが、去年の規制をきっかけに、日本が一番、仮想通貨を購入している国になりました。

 

こんな小さい国なのに驚きですよね。

それは、政府が仮想通貨に対して、前向きな姿勢をとっているからだと思います。

 

1月12日に、麻生太郎財務・金融相は仮想通貨について「何でもかんでも規制すればいいとは思わない」と発言しています。

「利用者保護とイノベーションのバランスを注意しながらやっていかなければいけない」と。

 

なんでも政府の力でねじ伏せる中国とは、違う姿勢をみせているのが好印象でした。

この動きが今後、どうなっていくのか楽しみです。