Binanceの閉鎖やハッキングの危険性を回避する外部ウォレット

Binanceに仮想通貨を置きっぱなしにしているそこのあなた！危険ですよ。

Binanceは中国の取引所ということもあり、いつ閉鎖されるかわかりません。

また、世界で一番使われている取引所であることから、それだけハッカーに狙われやすいです。

そんなBinanceに、購入した仮想通貨を置きっぱなしにしているのは、危険きわまりないと言えます。

いざコインが消滅して後悔してしまう前に、外部ウォレットについて知っておくことをおすすめします。

外部ウォレットを使うってどういうこと？

外部ウォレットを使うというのは、Binanceではない場所に仮想通貨を保管するということです。

Binanceに保管していると、Binanceが閉鎖してしまったりハッキングが起きたときに、せっかく購入したコインが消滅してしまう恐れがあります。

Binanceではない場所に仮想通貨を保管しておけば、Binanceが閉鎖したりハッキングにあっても、被害を受けなくて済むわけです。

小額であればそこまでリスクはないですが、いずれ外部ウォレットは使うことになるので、今のうちに勉強しておくとよいでしょう。

外部ウォレットにはいろいろ種類がある

外部ウォレットといっても、その種類はいろいろあります。

どの方法もメリットデメリットがあって、それぞれの資産の大きさ、環境などによって選択していくことになります。

オンラインウォレット

オンラインウォレットは一番、手軽に利用できる方法です。

仮想通貨の保管を専門で行っているサイトがあって、そこに登録をして自分専用の口座を作り、Binanceから送金すれば完了です。

「BLOCKCHAIN info」というところが有名ですね。

アプリもあるので、スマホから入出金もできます。

世界中の仮想通貨を保管するサイトですので、当然、Binanceよりセキュリティが高いし安心です。

しかし、こちらもオンラインですので、ハッキングされる危険性はあります。

手軽に利用できるのはよいのですが、手軽なものは万全ではないというデメリットがあるわけです。

ソフトウェアウォレット

これはパソコンに専用のソフトをインストールして、自分のパソコンに仮想通貨を保管する方法です。

オンラインウォレットは、そのサイトが閉鎖やハッキング被害を受けると、仮想通貨が消滅してしまう危険性がありますが、ソフトウェアウォレットであれば、そのリスクを回避することができます。

ただこれはこれで完璧ではないです。

自分のパソコンが突然、故障してしまって起動しなくなってしまったら、ハードディスクに置いておいた仮想通貨が取り出せなくなってしまいます。

また、あなたのパソコンでもハッキング被害にあう可能性はあります。

今や、日本でも世界中からサイバー攻撃がされている現実、これも安全とは言い切れないでしょう。

ハードウェアウォレット

USBメモリのような小型の機器で、仮想通貨を保管する方法の中で一番、セキュリティが高いといえるでしょう。

仮想通貨の取引きをしないときパソコンから外しておけば、自分のパソコンがハッキングされても、保有している仮想通貨を外部の攻撃から完全に守ることができます。

ただこれはこれでデメリットがあります。

それは、ハードウェアウォレットを紛失してしまったり、落として故障してしまったら一発でアウトです。

そうならないためにも、パソコンから外した後の保管方法に注意する必要があります。

また、ハードウェアウォレットは、仮想通貨を取引所で取り引きしたいと思ったとき、いちいちパソコンに繋げて、仮想通貨を取引所に送金しなくてはならない手間があります。

このようにセキュリティを高くするには、このような手間がかかってくるということなんですね。

結局、どれを使ったらいいわけ？

外部ウォレットといっても、どの方法もメリットデメリットがあるというのが理解できたかと思います。

ただ一番、危険性が高いのが、Binanceに仮想通貨を置いておくことは間違いないです。

Binanceは日本の取引所のように、一切保障がありません。

対応も英語であることから、なにか起きたときに泣き寝入りするしかない場合もあります。

であれば、多少の手間でも外部ウォレットを使うことをおすすめします。

とりあえず、まだBinanceをはじめたばかりで資産が小額であるなら、オンラインウォレットが手軽に使えてよいでしょう。

資産がどんどん大きくなってきたときに、ハードウェアウォレットを使うようにしたらよいのかなと思います。